Web-I/O(E4)シリーズ LAN/UDP通信、ユニット間遠隔接点信号伝送
Web-I/O(E4)シリーズは管理拠点のユニットと最大16ヶ所の遠隔拠点のユニットとの間でLAN接続、インターネット経由で接点信号の伝送ができるIOT製品群です。
特徴
パソコンを介さず遠隔のユニットと接点情報の相互交換をします。
マスター動作(クライアント)のユニットからスレーブ動作(サーバ)のユニットへ通信が行われます。
ユニット間の通信にはWeb-I/O(E4)シリーズ、Web-I/O(V6)シリーズ共通のUDPベースのE4プロトコルを使用しています。
ユニットの設定で接続先IPアドレスを設定するとユニットはマスター動作をします。
Web-I/O(E2)シリーズと比較して、より多くのスレーブを通信できることが特徴です。
接続先IPアドレスは16個まで設定でき、16台のスレーブ動作のユニットへ通信が可能です。
接続先IPアドレスを設定しないとユニットはスレーブ動作となり、5台のマスターからの通信を受け付けることが可能です。
双方のユニットの情報変化時と定期に通信を行います。
ユニット間通信のほかにWeb-I/O(E)シリーズの機能も持っており2台のパソコンからの接続が可能です。
パソコンとの通信プロトコルはWeb-I/O(E)、Web-I/O(E4)シリーズと共通です。
これによってマスター動作、スレーブ動作のユニットの接点状態等をパソコンから監視することができます。
遠隔でだんまりの動作にならないよう、通信監視等でのリブート機能を搭載しています。
扱う接点の種類、点数に対応するため豊富な機種を用意しています。これら機種は他の全シリーズと概ね共通です。
ファームウェアのupgradeで他のWeb-I/O(E)、Web-I/O(E2)シリーズへの転換も容易にできます。